歩く馬のリファレンス動画

今回は馬の歩きアニメーションの参考になるリファレンス動画6点を紹介します。

歩き方はいくつか種類があるんですが、ここではウォーク(Walk、常足)と呼ばれる歩き方を挙げます。いわゆる「ふつうの歩き」。

足を動かす順番

右側の後足→前足の順番で動かしたら
左側の後足→前足の順番で動かす の繰り返し。

いろいろな角度から見た歩く馬

アニメーション作るときは、横からだけでなく色々な角度から見た映像を参考にしています。

横から・正面から・後ろから

00:09~00:33 横から
00:33~00:39 正面から
00:39~00:45 後ろから
00:45~01:00 横から(ややスロー)

横から・正面から・後ろから

横から見た映像もありますが、正面と後ろから見た映像がおすすめ。胸や腰の動きが茶色い馬より見やすい。
00:09~00:24 横から
00:24~00:30 正面から
00:30~00:37 後ろから
00:38~00:57 横から
耳が寝てる場面が多め。緊張しているのか、それとも強風が気になるのか…?
ふつうの歩きモーションをつくるなら耳は立ててok。

横から

骨格のボディペイントつき。馬は人間で言えばかかとを持ち上げて指先で歩いてる姿勢。

正面から

他の動画と違って、馬を横に引っ張ってないから頭の揺れがわかりやすいです。
00:30以降は胸や肩の動きも割と見れます。

後ろから

腰のヒネリがわかりやすい動画。
馬は体幹が固いので犬猫ほど胴体が動きませんが、腰と胸のヒネリはちゃんと入れた方がいいです。

上から

00:26~00:43 上から
骨格のボディペイントつき。動画の中で「scapula」と書いてあるのが肩甲骨、「Lumbar vertebrae」が腰椎。

ちなみに、このボディペイントで馬の解剖学講習を開いている「Horsed Inside Out」から書籍も出ています。
メカニズムから理解する馬の動きという本が日本語版もあります。

Gillian Higgins Stephanie Martin (著), 青木 修 (翻訳)
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